フォレスターのアドバンス(SKE)のF型(最終型)を所有しています。
先日、定期点検&オイル交換のためにディーラーへお邪魔した際に、新型フォレスターを試乗させて貰いました。
SKE乗りがSLGフォレスターに試乗した感想
全体的には、「さすがは新型、正常進化しているな」という感想でした。
以下、30分の試乗で感じたことをざっくり紹介します。
運転フィール
△ 19インチホイール
ガタガタした路面だと乗り心地が悪い感じでした。
やっぱりフォレスターには18インチタイヤが良さそうです。
○ 静粛性が向上
エンジン音やロードノイズがかなり抑えられていました。
車内が静かなのは快適で良いです。
○ ステアリングの手応え向上、動きがキビキビ
ステアリングの遊びが減って、ドライバーの操作に対して遅れることなく車が反応する感じでした。
CB18ターボのSPORTSモデルは運転が楽しくなるんじゃないでしょうか。
SHEV(パワートレイン)
○ エンジン始動&停止がスムーズ
SKEのe-BOXERはエンジンの始動と停止時にけっこう大きなショックがあるので、非常に不快なのですが、今回のSHEVはギクシャク感が無くスムーズに走れました。
これはかなり良かったです。
△ もっとモーターの存在感が欲しい
モーターの存在感は増しましたが、もっと押し出し感があっても良いかな〜と感じました。
× EVモードはなかなかONに出来ない。充電を優先するモードが欲しい
新型フォレスターにはEVモード、というモーターだけで走行するモードがああります。
今回の試乗は短時間の街乗りだったので、バッテリー残量が少なくて(3目盛りくらいはあった)EVモードを確認することが出来ませんでした。
他社のHEVのようなバッテリー充電を優先するモードが無いので、EVモードを使いたい時に使えない、というケースが多くなりそうです。
装備
○ シートのホールド感が向上
SK型は腰回りのホールド感が弱いのですが、新型はしっかり体がぴったりフィットする感じでした。
○ シートベンチレーター(メーカーオプション)は快適だけどモーター音がうるさい
メーカーオプションでレザーシートを選択すると、シートベンチレーターが付いてきます。
夏場はおしりや背中が蒸れないので、便利そうです。
ただ、モーター音がうるさかったです。
× 11.6インチのセンターディスプレイは視認性と操作性が悪い
巷で不評な11.6インチの縦型ディスプレイですが、SK型に比べると搭載位置が低いため運転中の視認性は悪いです。
さらにボタン類がタッチパネルになっているので、ブラインド操作が出来ないのは不便です。
ここは「ゼロ次安全」を謳っているスバルらしくない装備です。
デザイン
△ 外観デザイン
押しの強い顔つきはまだ違和感があります。
ちょっとスバルらしくない感じもしますし、アメ車っぽい感じもあります。
まとめ:ようやく普通のHEVになった
全体的には正常進化して、ようやく普通のHEVになったなという印象です。
運転フィールは良いですが、センターディスプレイ(センターコンソール)の操作性が悪いのは残念なポイントです。
いま乗っているのがSKの最終型なので、SL型はスキップですかね。